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香港の台風警報について

更新日:2014年08月06日

ほぼ一年に渡って日本で言う"真夏日"が続く香港ですが、やはりこの時期(7月~9月)になると、日本と同様、その他の月よりも多く台風が接近します。

皆様は、香港ではこれら台風の強度を示す尺度として番号表示(シグナル)の警報がある事をご存知でしょうか?

この警報は5段階の強度に分かれております。

以下詳細:

◎シグナル1⇒ 警戒準備段階

◎シグナル3⇒ 強風警告段階(幼稚園が休園、またマカオなどへの船便欠航します)

◎シグナル8⇒ 暴風シグナル(学校、商店、オフィスなどがクローズ、公共交通機関は全面的にストップします)

◎シグナル9&10⇒(香港を直撃し、被害が大きくなると想定される場合に発令する最大強度の警報シグナルとなります)
※ちなみに2,4~7は欠番。

尚、上記のシグナル8以上の警報発令がされた場合、香港労働署などは企業に対し以下のガイドラインを設けています。

・始業時刻前に警報が発令されたら出社義務は免除
・終業時刻3時間以上前に解除あるいは警報レベルが下がったら2時間以内に出社
・就業時間中に警報が発令されたら、台風シグナル8号の場合は帰宅させる、豪雨警報の場合は就業場所あるいは安全な場所で待機させる
・就業を免除した期間の賃金については控除しない

但し上記はあくまでガイドラインであり、法的強制力はございません。

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