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【マイナンバー法案改正から見える未来】

更新日:2015年03月12日
マイナンバー法案改正によって、銀行預金口座にまでこの番号を紐付けて行くことが決定しました。

国や自治体などが税金や各種保障に関する個人情報管理の為に使うと言う目的で来年早々から導入されるこの制度ではありますが、これを2018年にはとうとう("任意"と言う括りがあるとは言え)個々が持つ預金口座にも適用を始めると言うのです。

しかしながら国が最終的に目指すターゲットと言うものは、麻生財務相の考えを聞くまでもなく、2021年の段階でこの制度を『完全義務化』にするのが狙いであり当然そこには国民の同意などが入り込む余地などありません。つまりこれは、最早この法案自体が政府・国税などの間では『既定路線』となってしまっているのかも知れません。

実際、最近の国内の流れを見て行きますと、些か"奇妙"とすら思えるような動きが所々に散見されます。

この制度の導入もその一つの例ですし、(先般弊社でもご案内させて頂きました)『預金封鎖』なる戦後の政策に関する特集番組の放送を何とあのNHKが行うと言う流れ...。そしてこれらの"奇妙さ"の中には、ある種の"共通のメッセージ"が内包されているかのようにも思えます。

よく日本は"資本主義と言う仮面を被った社会主義国家"と言われますが、上記ような国民総背番号制や(偶然とは言い難い)極端な戦後政策の番組放映などの経緯や意図を推察しますと、結局将来のある時点で『国民全体責任論』へとすり替えさせる為の土壌作り(包囲網作り)なのではないかと考えることすら出来ます。

こうした国の描く行く末を考えますと、個人の資産管理ひとつ取っても、余程の覚悟を持って将来に備えて行かなくては早晩霧消してしまう可能性は否定できません。 何故なら、それを行う為に残された時間と言うのは、国民が思うスピードより遥かに早いペースで狭まって来ているのです。

果たして皆さんはこうした事象をどう思われますか?


【預金口座にもマイナンバー 18年から任意で 閣議決定 ( nikkei.com 3/10 )】
http://www.nikkei.com/money/features/69.aspx?g=DGXLASFS10H0Q_10032015EAF000

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