弊社では日頃、海外法人設立をサービスの主体としてお客様にご案内していますが、その中には海外投資などを
個人でも行いたいという問合せもございます。実際、この海外投資を日本のお客様が念頭としてお考えになられる場合、
その情報収集の一歩としてコンタクトを取られるのが海外に精通していると見られるFPや会計事務所、あるいは税理士です。
その過程において多くの場面で上記の専門家達が口にするある言葉、それが今回ご紹介させてする "IFA"というもの。
この"IFA"とは一体どういったものなのでしょうか?
"IFA"を英語で正式に表記するとそれは、" Independent Financial Advisor " 、直訳すると『独立系金融助言業者』となります。
そしてこのIFAの基本的な立ち位置というのは、例えば日本の生保の代理店などのように、会社(生命保険会社)側が
販売したい商品をお客様に売(りつけ?)ると言うものではなく、お客様のご要望をその専門知識やネットワークを利用する事で
理想のポートフォリオを作成し、より充実したご自身の資産形成上のターゲットを達成して行くことをお手伝いする、そんなポジション
であると言えます。
事実、彼等がお客様にご案内する商品と言うのは(日本国内では)想像も出来ないような利回りが享受出来うる可能性を持つ
金融商品であったり、また香港などが敷く社会制度(特に税制度)を存分に利用する事でこうした海外資産を安全に保全する提案
などを行なったりします。投資先の商品例を挙げますと例えば債券であり、保険を利用して運用する投資信託、
ランドバンキング等々...枚挙に暇がありません。
しかしながら、良い面だけでは片手落ちである事も事実です。
実勢として香港でも(数百社に登ると考えられている)IFA会社の中には顧客サイドに立たない事でトラブルに繋がるようなケースが
実在しているは確かであったりするなど、その質は"玉石混合"。
更にこのIFAとお客様を繋ぐ日本の斡旋業者の中にも悪徳商法を平然と実施する会社もあるため、お客様側がしっかりとした見識を
深める為の知識武装を常時行って行く事は今や必須事項の筆頭と言っても過言ではないでしょう。