第62回マカオグランプリ(正式名称:サンシティグループフォーミュラ3マカオグランプリ)は11月19日から22日の決勝レースまでの4日間、様々なカテゴリーの選手やチーム達が熱いレースを展開し、大興奮のもとに幕を閉じました。
最終日である11月22日(日曜)のマカオの天候は晴れ、気温28℃という(11月にしては)想定外とも言える暑さの中で、マカオGPの看板レースである"GTワールドカップ"及びシングルシーターの車ではF1の登竜門と言われる"F3マカオグランプリ"が開催されました。
特にこのF3マカオグランプリは、その初代優勝者が今を持ってしても"史上最高のF1ドライバー"と称される、あのアイルトン・セナが優勝者であり、また、F1で7度のワールドチャンピオンとなったミハエル・シューマッハーもこのグランプリのウィナーとして名を連ねる程の由緒あるグランプリです。
当日の会場には、そのシューマッハーとマカオで優勝を争い、また90年代後半のF1シーンに於いて激しいライバル争いを行なったミカ・ハッキネン氏も来場。モーターレーシングのファンを沸かせます。
今回、弊社にとってこのマカオGPが殊更特別なものとなったのは、そのセナやハッキネン等を輩出した伝統的なチーム、セオドール・レーシング(正式名:SJMセオドールレーシングバイプレマパワーチーム)のスポンサーとなった事です。その証拠としてセオドール・レーシングのリアウィングには『CCM Hong Kong』の社名とロゴが印字され、それを目に留めるだけでも(スタッフとしては)アドレナリンが一層沸き立つかのよう。
感激ひとしおの我々を更に興奮させたのは、チームから招待で通されたVIPゲスト専用のダイニングスペース!この空間は程良い空調が整備されているだけでなく、世界中の料理やお酒を堪能しながらレース観戦まで出来る特等席のひとつなのです!
またそれだけでは終わりません。
このセオドール・レーシングのエースドライバーであり、同時に昨年のマカオGP覇者であるフェリックス・ロゼンクビスト選手(スウェーデン)が序盤の劣勢を跳ね返してレースリーダーとなると、我々一行は何とこのVIPルームから、まさに戦場たるピット内へと導かれてチームと一緒に応援すると言う機会を頂きました。
そして最後は見事期待通りに勝利のチェッカーフラッグを受けたフェリックス選手を感極まるピットから見届けると言う最高の形に。
こんな感激に浸れる奇跡的なフィナーレを誰が想像した事でしょうか。そして最高の思い出と共にマカオを後に出来た事に対して、この場を借りてSJMセオドールレーシングバイプレマパワーチームの方々には感謝させて頂きたいと思います。
本当に素晴らしい体験を有難う御座いました!