香港で法人設立を行い、経営していく中ではこの地域が企業側に一つの"ルール"として押し付けて来ることが幾つか存在しています。その中の一つというのが「会計監査」です。日本でこのレベルのこと義務化されている企業というのは(ご存知の通り)上場企業様となる訳ですが、ここ香港では、仮に資本金1ドルで代表者1名だけのサイズの会社(現地法人)であったとしても、この会計監査は事業年度が終了すると行わなくてはなりません。
しかしながら、実際にそれを依頼するお客様の感覚として先ず優先される項目と言うのは、やはり監査を行う会計士へのコスト(=監査報酬)となって参ります。事実としてこの監査報酬というのはピンからキリまでであり、どうせ同じことをするのであれば、より安い方が良いと思うのは自然なことです。
しかしながら往々にして陥ってしまうケースと言うのは、監査を行う会計士とのやり取りが日本語ではない為、現地の会計士が投げてくる専門的な質問とお客様が返す回答のやり取りで誤った返答をしてしまったり、また作業そのものがコミュニケーションの問題などで遅々として進まず、(結果的に)税務申告などのタイミングに間に合わない等々...後味が悪いことになることが多々あります。
こうした事を避ける為には、やはりしっかりした経理担当者を自社で雇い入れるか、或いは日本語対応が出来る現地の会計士事務所やビジネスサポートを行える会社にアウトソース、つまり決算業務を代行するかなどの選択肢が現実的な手段となるでしょう。
弊社ではこうした悩みを抱えていらっしゃる法人企業様に対して監査を含めた会計業務全般の代行サポートのサービスを提供しておりますのでご興味があるようでしたらお気軽にコンタクト下さい。