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香港法人・オフショア法人設立お役立ち情報

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香港の会計事務所が突然解散してしまったら・・・

更新日:2016年12月12日

質問:
弊社香港現地法人がアウトソース先として毎月決算書作成をお願いしていた香港の会計事務所が、諸般の事情で突然解散すると言う通知を受けて愕然としている。
そうなると次を探すしか方法がないと考えてはいるが、現地の業界やルールなどがよく分からないのでどの様な判断をするべきか迷っている。何か良いアドバイスを頂けないだろうか?


回答:
会計会社(会計事務所)と言うのは、月次や四半期、或いは年度などという単位で企業から決算書作成を行う仕事の依頼を受けます。そして年度の決算書を作成した段階になると(香港の会社は)、その年度決算書が香港の会計基準に遵守しているかどうかと言う視点から、その会計会社以外の、即ち、第三者となる会計事務所に監査(=客観的な視点から改めて行う「再決算」のこと)を依頼する形で作業を行います。

これは「監査」と言う業務そのものの立ち位置が、常に客観性を求められることで誰が見ても同じ情報が公開されると言うことを前提としているからです。しかしながら、実際の状況と言うのは中程度以上の会計会社では社内の中に別の会社を登記するなどしておき、社内でありながらして"外注"を行うことで対処している事務所が多い様です。

弊社で承る会計記帳や監査サービスは、弊社そのものがお客様の直接窓口になる為、お客様は全てを丸投げして頂くことが可能です。実際のところ、上記の会計事務所で行っていることと構造的には全く相違はなく、単にその機能を社内に置くのか社外に置くのかだけの話なのです。

しかしながら、後者の場合は企業側が監査前に社内調整出来る余地が相当分残されているだけでなく、監査を行う会計事務所との交渉余地が企業側に多くなったり、また会計事務所側の事情に振り回されることがないと言うメリットはあるでしょう。

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